├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 5
│議案│霧島市
火葬場の設置及び管理に関する
条例の一部改正につい
│ │
│ │58 │て
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 6
│議案│霧島市営住宅の設置及び管理に関する
条例の一部改正につい
│ │
│ │59 │て
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 7
│議案│請負契約の締結について
│ │
│ │60
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 8
│議案│財産の取得について
│ │
│ │61
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 9
│議案│財産の取得について
│ │
│ │62
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 10
│議案│市道路線の廃止について
│ │
│ │63
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 11
│議案│令和2年度
霧島市
一般会計補正予算(第8号)について
│ │
│ │64
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 12
│議案│令和2年度
霧島市
一般会計補正予算(第9号)について
│ │
│ │65
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 13
│議案│令和2年度
霧島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につ
│ │
│ │66 │いて
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│ 14
│諮問│人権擁護委員の推薦について
│ │
│ │3
│ │ │
└──┴──┴───────────────────────────┴──────┘
2.本日の
出席議員は次のとおりである。
1番 山 口 仁 美 君 2番 山 田 龍 治 君
3番 松 枝 正 浩 君 4番 久 保 史 睦 君
5番 川 窪 幸 治 君 6番 宮 田 竜 二 君
7番 愛 甲 信 雄 君 8番 鈴 木
てるみ 君
9番 德 田 修 和 君 10番 平 原 志 保 君
11番 阿 多 己 清 君 12番
木野田 誠 君
13番 前 島 広 紀 君 14番 有 村 隆 志 君
16番 仮 屋 国 治 君 17番 松 元 深 君
18番 池 田 綱 雄 君 19番 厚 地 覺 君
20番 新 橋 実 君 21番 植 山 利 博 君
22番 池 田 守 君 23番 下深迫 孝 二 君
24番 蔵 原 勇 君 25番 前川原 正 人 君
26番 宮 内 博 君
3.本日の
欠席議員は次のとおりである。
な し
4.
会議に出席した
議会事務局の職員は次のとおりである。
議会事務局長 山 口 昌 樹 君
議事調査課長 立 野 博 君
議事グループ長 原 田 美 朗 君 書 記 森 伸太郎 君
書 記 水 迫 由 貴 君
5.
地方自治法第121条の規定による
出席者は次のとおりである。
市 長 中 重 真 一 君 副 市 長 山 口 剛 君
副 市 長 内 達 朗 君 総 務 部 長 橋 口 洋 平 君
市政推進特任部長 冨 永 博 幸 君 企 画 部 長 有 馬 博 明 君
兼
秘書広報課長
市民環境部長 本 村 成 明 君
保健福祉部長 西 田 正 志 君
農林水産部長 田 島 博 文 君
商工観光部長 谷 口 隆 幸 君
建 設 部 長 猿 渡 千 弘 君 消 防 局 長 喜 聞 浩 志 君
上下水道部長 坂之上 浩 幸 君
総務部参事 小 倉 正 実 君
兼
総務課長
企画部参事 永 山 正一郎 君 財 政 課 長 石 神 幸 裕 君
兼
企画政策課長
教 育 長 瀬戸上 護 君 教 育 部 長 出 口 竜 也 君
6.
会議のてん末は次のとおりである。
「開 会 午前10時00分」
○議長(阿多己清君)
ただいまから
令和2年第3回
霧島市議会定例会を開会します。直ちに本日の
会議を開きます。
△ 諸般の報告
○議長(阿多己清君)
議事に入ります前に諸般の報告をします。お手元に「
議長等の出席した主な行事について」「
核廃絶・
平和行政に関する要請」「
霧島市長に対する
要望書について(報告)」「
地方自治法第180条第1項の規定に基づく
市長専決処分2件」を配付しておりますので,後ほど御覧ください。以上で,諸般の報告を終わります。それでは,お手元に配付しました
議事日程に基づき
会議を進めてまいります。これより議事に入ります。
△
日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(阿多己清君)
日程第1,
会議録署名議員の指名についてを議題とします。7番,
愛甲信雄議員,8番,
鈴木てるみ議員,以上2名を指名します。
△
日程第2
会期の決定について
○議長(阿多己清君)
次に,
日程第2,
会期の決定についてを議題とします。お諮りします。今
定例会の
会期は,本日から
令和2年10月1日までの32日間としたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と言う声あり]
御異議なしと認めます。したがって,
会期は,本日から
令和2年10月1日までの32日間と決定しました。
△
日程第3
議案第56号
霧島市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部改正につい
てから
日程第14 諮問第3号
人権擁護委員の推薦についてまで
一括上程
○議長(阿多己清君)
次に,
日程第3,
議案第56号,
霧島市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部改正についてから
日程第14,諮問第3号,
人権擁護委員の推薦についてまで,以上12件を一括し,議題とします。
提案者の説明を求めます。
○市長(
中重真一君)
令和2年第3回
市議会定例会の開会に当たり,現時点における
市政運営の
状況報告を申し述べますとともに,今回,提案しております
議案等につきまして,その概要を御説明申し上げ,
議員各位を始め市民の
皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。まず,
市政運営の状況につきまして,第二次
霧島市
総合計画の
施策体系に沿って御説明申し上げます。「産業の活力があふれ,交流と賑わいが生まれる
まちづくり」における,
商工業の振興につきましては,
新型コロナウイルス感染症の影響により
事業の継続が困難になっている
中小企業者等に対して,一律20万円,
上乗せ給付を含めると最大で120万円を給付する
事業継続支援給付金について,
支援対象を拡大するとともに,
申請期間を8月31日まで延長しました。8月24日時点の
給付確定額は,2,574件分の5億7,804万円となっています。また,
新型コロナウイルス感染拡大に伴う新たな
経済対策として,
感染防止対策を講じながら
販路開拓に取り組む
中小企業者等や
地域経済の
活性化に資する
事業等に取り組む
通り会等を支援する新しい
生活様式に対応した
ビジネス展開支援事業のほか,
消費喚起による
地域経済活性化を図るための
プレミアム付商品券事業,さらに,資金の借入れを行った
中小企業者等への
支援策として,支払った利子の一部を助成する
新型コロナウイルス関連利子補助事業や
借入金額の一部を助成する
新型コロナウイルス対策経営改善促進助成事業を実施します。今後も引き続き,国や県の
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の動向を注視しつつ,
霧島商工会議所,
霧島市
商工会等と連携を図りながら,必要な措置を講じてまいります。
企業誘致と雇用の促進につきましては,7月20日に,東京都に本社を置き,
コンクリート用木製型枠の製造・販売を手掛ける三基
型枠工業株式会社と,
工場新設に伴う
立地協定を
本市初のオンラインでの
調定式により締結しました。また,8月21日には姶良市に本社を置き,
電子部品等の製造を手掛ける
加治木産業株式会社と,
工場新設に伴う
立地協定を締結しました。同協定は,
新型コロナウイルス感染症の
影響等により自主廃業された
株式会社霧島ソーイングの跡地への立地に関するもので,操業に当たり,
霧島ソーイングの元
従業員の方々の多くを雇用いただけるということで,深く感謝いたしているところです。さらに,27日には
国分上野原テクノパークに立地し,
精密金型の
製作加工等を手掛ける
八幡金属株式会社と,工場の増設に伴う
立地協定を締結し,
本市発足後の
立地協定の
締結件数は,71件となりました。今後も引き続き,
関係機関と連携を図りながら,
県内外において積極的な
企業誘致活動を展開し,雇用の安定的な確保に努めてまいります。農業の振興につきましては,
新型コロナウイルス感染拡大の影響により,お茶や
牛枝肉,木材の価格が下落している状況を踏まえ,新たな
経済対策として,
市場価格の
適正化に向け
生産抑制に取り組む
お茶農家を支援するための
霧島茶生産経営継続支援事業や
霧島市産の子牛を新たに導入する
肥育農家を支援するための
肉用牛肥育経営継続支援事業,
森林経営計画に基づき主伐・間伐を実施する
林業事業体を支援するための
森林整備安定化対策事業を創設し,各
経営体の
経営継続等を支援してまいります。また,
霧島市農商工連携がんばろう市を開催し,消費が落ち込んでいる
農林水産物等を販売する機会を設け,市内産の
農林水産物等の
消費促進とPRを図ります。なお,第74回
全国茶品評会が8月25日から28日にかけて
南九州市において開催され,
普通煎茶10kgの部で全国3位の
農林水産省生産局長賞を溝辺町の
和幸園製茶,
有村剛さんが,全国4位の
公益社団法人日本茶業中央会会長賞を溝辺町の
株式会社有村製茶,
有村幸二さんが受賞されました。また,同部門の
団体賞である
産地賞につきましては,惜しくも
南九州市に次ぐ全国第2位となる結果でしたが,この結果は,
生産者の方々が日頃から
生産技術の向上に努め,産地間で高いレベルで競い合ってこられた成果であると考えているところです。今後も
関係機関と一体となって
霧島茶の
ブランド定着に努め,世界からも注目されるよう,引き続き,
生産技術や
生産力向上のための支援に取り組んでまいります。
観光業の振興につきましては,
新型コロナウイルス感染症対策として7月1日から開始した,いざ
霧島!3万人
キャンペーンにおいて,8月5日の
宿泊分までを対象に,延べ3万人を超える方々に2,000円の
キャッシュバックを実施しました。各
宿泊施設における徹底した
感染拡大防止対策の下,連日多くの方々に宿泊いただき,
利用客はもとより,
観光関連事業者の方々からも好評を博したところです。なお,7月1日から受付を開始した
スクールトリップin霧島!10,000人
キャンペーンにつきましては,8月28日時点で既に37件,延べ4,976人分の申請があり,今後も
県内外の学校からの申請が見込まれることから,
対象者を1万人追加したところです。本
事業が,来年度以降も本市が
修学旅行先として選定される契機となることを期待するとともに,旅行での様々な体験が
修学旅行生にとって,将来に向けて本市とのつながりを築く貴重な機会になればと考えています。また,燃ゆる
感動かごしま国体・燃ゆる
感動かごしま大会の延期に伴う
団体宿泊客キャンセルなどの影響を踏まえた新たな対策として,紅葉時期の再訪・宿泊の促進により
本市経済の
活性化を図るため,
市内宿泊客に対して,抽選で秋以降に利用可能な
キャッシュバックチケットを送付する
カムバックtoいざ
霧島!
事業に取り組むほか,日
当山西郷どん村において,映像を軸とした
観光振興と
地域ブランディング事業として,プロジェクションマッピングによる新たな魅力の創出を図ります。今後も引き続き,
観光関連事業者・
団体等と一体となって
新型コロナウイルス感染拡大防止対策に取り組みながら,
コロナ禍の中での
観光関連産業に対する
需要喚起を推進するとともに,情報の積極的な発信に努めてまいります。「みどりあふれる快適で暮らし続けたい
まちづくり」における,
循環型社会の形成につきましては,現在
整備を進めている新たな
ごみ処理施設予定地において,
災害防止のための
調整池と
流末水路の工事に着手したところであり,
令和7年度の
供用開始を目指し,引き続き,計画的に
整備を進めてまいります。
地域情報化の推進につきましては,
霧島市
光ブロードバンド整備計画に基づく第2期
事業の
整備地域について,
令和3年4月の
サービス提供開始を目指し,9月から工事に着手し,計画的に
整備を進めてまいります。また,第3期
事業については,国の
補助事業を有効活用し,時期を前倒しして着手することとしており,今後,
事業者と連携を図りながら,速やかな
事業実施に向けて取組を進めてまいります。さらに,
ケーブルテレビ事業により
通信基盤は
整備されているものの,高速大容量の
通信環境が十分でない
溝辺地域において,新たに
光ファイバの
整備を促進することとし,今回,提案する
補正予算に所要の経費を計上したところです。
防災対策につきましては,近年頻発する大
規模自然災害等に備え,7月に
霧島市
国土強靭化地域計画を策定したところであり,今後,同計画に基づき,市民の生命や財産の保護はもとより,被害からの迅速な復旧・復興が可能な強さとしなやかさを備えた
まちづくりや
経済社会システムの構築を推進してまいります。なお,九州を始め西日本・東日本の広い範囲に甚大な被害をもたらした
令和2年7月豪雨に関して,本市におきましては,7月13日に
支援物資として関平
鉱泉水500
mlペットボトル100ケース,2,400本を熊本県人吉市へ発送しました。また,各庁舎に
募金箱を設置し,広く市民の皆様に義援金の御協力をお願いしたところです。
被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。「誰もが支えあいながら生き生きと暮らせる
まちづくり」における,
医療体制の充実につきましては,
霧島市立医師会医療センターにおいて,7月に
PCR検査機器を導入し,8月3日から
本格運用を開始したところであり,さらに,9月1日からは,
海外出張の際に必要となる
陰性証明用の検査など,自費での検査も可能となります。また,
新型コロナウイルスを含む
感染症に対応する
医療従事者の安全を確保するとともに,
院内感染を防止するため,
感染症外来で使用するポータブルⅩ線装置など,必要な
医療機器を
整備することとしており,引き続き,
感染拡大防止に向けた
医療体制の更なる充実に努めてまいります。
子育て環境の充実につきましては,親子で楽しめる全天候型「
こども館」の開設に向けて,有識者や
公募委員を含む
こども館関係業務委託候補者選定委員会において,遊具及び
運営事業者を
プロポーザル方式により選定することとし,今回の
補正予算に所要の経費を計上しているところです。また,国の
特別定額給付金の対象とならない
令和2年4月28日以降に生まれた子供一人につき10万円分の
商品券を支給する
出産祝商品券支給事業により,
新型コロナウイルス感染拡大による不安の中で妊娠・出産を迎えた
子育て世帯を支援するとともに,
地域経済の
活性化を図ります。「社会を生き抜く力と生涯を通じて学びあう力を育む
まちづくり」における,
学校教育の充実につきましては,
新型コロナウイルス感染症対策として実施した
小中学校の
臨時休業により失われた学習の機会を補うため,1学期の
授業日を7月31日まで延長し,
夏季休業期間を8月1日から31日までの1か月間に短縮しました。なお,延長した
授業日には公費により給食を提供し,
保護者の
負担軽減にも努めたところです。今後も市立の幼稚園,
小中学校,
国分中央高等学校において,
保健衛生用品の配備を進めるなど,引き続き
新型コロナウイルス感染症対策や学びを保障する体制の
整備に取り組んでまいります。次に,喜ばしい話題としまして,
全国高等学校野球選手権大会に代わる大会として7月に開催された鹿児島県
夏季高等学校野球大会において,
国分中央高等学校が姶良・
伊佐地区から初めての
決勝進出を果たしました。残念ながら優勝した神村学園には力及ばなかったものの,熱戦を繰り広げる
選手たちを誇らしく感じながら,私も
保護者の皆様などと一緒になって応援しました。今年は,
新型コロナウイルス感染症の影響により
部活動が制限を受けただけでなく,
インターハイ等も中止となるなど,特に3年生にとっては気の毒な
高校生活最後の夏となりましたが,今回の
野球部の準優勝という結果は,本市にとりましても大変名誉なことであり,
甲子園出場への期待が更に膨らむとともに,同校の
生徒たちの更なる活躍を願ってやまないところです。燃ゆる
感動かごしま国体・燃ゆる
感動かごしま大会につきましては,現在,3年後の2023年での両
大会開催に向け,後催県などとの調整が行われているところであり,2023年の開催が内定している佐賀県及び2026年の開催が内々定している宮崎県の知事から,本県での2023年の開催と各県での開催の1年延期を受け入れる意向が示されました。引き続き,県や
関係団体等の動向を注視しながら,いかなる判断にも適切に対応できるよう努めてまいります。「市民とつくる協働と連携の
まちづくり」における,
人権の尊重につきましては,
新型コロナウイルス感染拡大に伴い,一部に根拠のない偏見や差別,
誹謗中傷が広がっていることから,
新型コロナウイルス感染症に関連した
人権への配慮について,
手話通訳や字幕の入った動画を作成し,ホームページで公開したほか,
広報誌などを通じて啓発を行ったところです。また,7月22日から31日までの10日間,
国分シビックセンター1階において,「
新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」と題した
パネル展を実施し,来庁される皆様に
コロナ差別の防止を呼びかけました。今後も
新型コロナウイルスに感染した方やその家族,
医療従事者を始めとする
関係者の
人権が侵害されることがないよう効果的な広報・
啓発活動に努めてまいります。中
山間地域の
活性化につきましては,8月1日付けで,溝辺町
竹子地区で活動する
地域おこし協力隊員の委嘱を行ったところであり,
地場産品を活用した
商品開発や
販路拡大,空家の活用による移住・交流の促進など,地域の特性を生かした自主的な取組を支援してまいります。次に,本日提案しております
補正予算,
条例等に係る
議案につきまして,その概要を御説明申し上げます。まず,
議案第64号,
令和2年度
霧島市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。この
補正予算は,
霧島市
新型コロナウイルス感染症に対する
緊急対応策第7弾に当たるもので,新しい
生活様式の定着や
GIGAスクール構想を進める上で
情報通信基盤整備を加速することが必要であることなどを踏まえ,
溝辺地区の
光ファイバ整備を行うために必要な経費を
総務費に予算計上するものです。歳入につきましては,
事業に伴う市債を
特定財源とし,
令和元年度からの
決算剰余金の一部を
一般財源とし,
歳入歳出それぞれ2億4,700万円を追加計上し,
補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ787億7,851万4,000円としようとするほか,第2表で
繰越明許費の
補正を,第3表で
地方債の
補正を行おうとするものです。次に,
議案第65号,
令和2年度
霧島市
一般会計補正予算(第9号)について御説明申し上げます。この
補正予算は,
こども館の設置に関連する経費,
霧島市
新型コロナウイルス感染症に対する
緊急対応策第8弾の一つで,
当該ウイルスの
感染拡大防止等への対応に伴い,
事業収入等が減少している
指定管理者の安定的な
施設運営を支援するための経費,本年6月末からの大雨の影響を受けて被災した
施設等の本格的な復旧に要する経費や国・県から
事業採択等の通知があった
各種事業に要する経費のほか,
令和元
年度決算に伴う国・県への
返還金や,
地方自治法の規定に基づく
令和元
年度決算剰余金の積立てを主なものとしています。歳入としましては,それぞれの
事業に対する国・
県支出金,
市債等を
特定財源とし,国・県からの
過年度分の
追加交付金,
令和元年度からの
決算剰余金の一部及び
地方交付税のうち,
普通交付税の
予算額と
決定額の差額の一部等を
一般財源としています。歳出の主なものとしまして,
総務費では川﨑祐宣記念公園の
整備に要する経費を,民生費では,保育所等の
整備や介護
施設等が設置する陰圧装置に対する助成に要する経費を,農林水産業費では,治山や緊急自然
災害防止対策に要する経費を,商工費では,国分キャンプ海水浴場の管理棟の建て替えに要する経費を,土木費では,溝辺麓第一土地区画整理
事業区域内の街区公園
整備に要する経費を,教育費では,上床運動公園施設内にあるコンビネーション遊具の更新に要する経費を,災害復旧費では,農地農業用施設,土木施設の復旧に要する経費を,それぞれ計上しています。その結果,
歳入歳出それぞれ22億5,452万3,000円を追加計上し,
補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ810億3,303万7,000円としようとするほか,第2表で
繰越明許費の
補正を,第3表で債務負担行為の
補正を,第4表で
地方債の
補正を行おうとするものです。次に,
議案第66号,
令和2年度
霧島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。この
補正予算は,
令和元年度における介護給付費等の精算に伴う国・県への償還金及び一般会計への繰出し並びに介護給付費準備基金への積立てに要する経費を追加しようとするものです。その結果,
歳入歳出それぞれ2億9,373万9,000円を追加計上し,
補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ120億5,614万5,000円とするものです。そのほか,本日提案しております
条例等に係る
議案9件につきまして,その概要を御説明申し上げます。まず,
議案第56号,
霧島市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部改正については,人事院規則が改正されたことを踏まえ,本市職員の
特殊勤務手当の見直しを図るとともに,
新型コロナウイルス感染症に係る防疫等作業手当の特例を定めるため,所要の改正をしようとするものです。
議案第57号,
霧島市立保育所の設置及び管理に関する
条例の一部改正については,
霧島市保健福祉施設民営化実施計画に基づき重久保育園を民営化することに伴い,同園を廃止するため,所要の改正をしようとするものです。
議案第58号,
霧島市
火葬場の設置及び管理に関する
条例の一部改正については,国分斎場において,火葬業務に係る費用が増加しているとともに,火葬炉設備の老朽化に伴い修繕料の増加が見込まれることを踏まえ,火葬に係る使用料を見直すため,所要の改正をしようとするものです。
議案第59号,
霧島市営住宅の設置及び管理に関する
条例の一部改正については,名波ハイタウン8号棟を準公営住宅として管理することにより当該住宅の利用促進を図るため及び時の経過により不要となった規定を削るため,所要の改正をしようとするものです。次に,
条例以外の
議案について御説明申し上げます。
議案第60号は,R2日当山中学校昇降口棟ほか改築工事(建築)について,2億5,520万円で安田・末重特定建設工事共同企業体と契約を締結しようとするものです。
議案第61号は,隼人学校給食センターの食器洗浄機1台と棚回転式食器消毒保管機2台を更新するため,7,584万2,800円で鹿児島アイホー調理機株式会社から取得しようとするものです。
議案第62号は,
国分中央高等学校食品加工室改修工事に伴い,備品を購入するため,2,689万5,000円で鹿児島アイホー調理機株式会社から取得しようとするものです。
議案第63号は,市有財産払下げ申請に対し,払下げを行うことを決定したことに伴い,市道路線を廃止しようとするものです。また,諮問第3号,
人権擁護委員の推薦については,本年12月で任期満了となる,畝地道博氏の後任として,福島恭志氏を推薦することについて議会の意見を求めるため,提案するものです。以上,提案しております
議案等につきまして,一括してその概要を御説明申し上げました。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして,提案理由の説明とします。
○議長(阿多己清君)
ただいま,
提案者の説明が終わりました。この12件の
議案に対する質疑は,次の本
会議で行います。以上で,本日の
日程は全て終了いたしました。次の本
会議は9月8日の予定であります。本日はこれで散会します。
「散 会 午前10時28分」...